コマンドプロンプトの便利コマンドをまとめました。うまく活用すると効率が劇的に上がるので是非使ってください。
本当に仕事のスピードが格段に上がります。
目次
基本知識
まずは下記の基本知識を覚えてください。コピペで使用する際にも使う知識です。
コマンドプロンプトの起動方法
通常の起動方法
- 「Winキー + R」で「ファイル名を指定して実行」フォームを表示
- 「cmd」と入力してEnter
アクティブなエクスプローラをカレントディレクトリとしてコマンドプロンプトを起動する方法
- エクスプローラ上で「Shift」を押した状態で右クリック
- 「コマンドウィンドウをここで開く」をクリック
こちらの場合、「cd」コマンドでフォルダを指定する手間が省けるため便利です。
※Windows10ではこの手法はコマンドプロンプトではなくPowerShellしか起動できません。不便です。
基本知識
カレントディレクトリ
今いる場所のことです。
「cd」コマンドで移動できます。
cd desktop
出力先の変更
出力方式 | 内容 | コマンド |
---|---|---|
標準出力 | デフォルトの結果表示 | 何も指定せずに実行 |
ファイル出力 | 結果をファイルに出力する | コマンドの最後に「 > ファイル名.拡張子」を追記して実行 例「dir > result.txt」 |
クリップボードに保存 | 「Ctrl + V」で結果をペーストできる状態になる | コマンドの最後に「 | clip」を追記して実行 例「dir | clip」 |
クリップボードへの保存をよく使います。絶対に覚えてください。
なお、ファイル出力はコマンド実行前にファイルが無い場合、自動的に指定したファイルを作成してくれます。
効率化コマンド一覧
コマンド | 内容 |
dir /b /s /a-d “テキスト” | clip | 現在のフォルダ以下のファイルのフルパスを出力。フォルダのフルパスも取得する場合は「a-d」を消去。 |
随時追加